事故例紹介
トイレ詰まり修理作業
トイレの水が流れなくなり、何かが詰まってあふれそうになっているとお急ぎでご依頼をいただきました。
詰まりの原因に思い当たる節がないかお伺いしたところ、昨日、お掃除シートを数枚トイレに流した後、流れが悪くなったような気がするとのことです。
作業内容
トイレットペーパーやトイレに流せるお掃除シートなど、本来、水に溶けて流れるものであっても、一度に大量に流すと詰まってしまうことがあります。
ラバーカップや圧力ポンプで取り除けるケースもありますが、今回のケースはかなり奥まで入り込んで詰まっていたため、便器脱着作業が必要となりました。
50分ほどの作業時間を要しましたが、無事に詰まりが解消しました。
キッチン水漏れ修理
キッチンのシンクの下から水が漏れているとご依頼を頂戴しました。
確認させていただいたところ、排水管が外れて水漏れが生じている状態でした。
排水管が外れた原因としては接続部分のナットの緩みに加え、排水管に汚れが蓄積して詰まったことが挙げられます。
作業内容
汚れを除去するために排水管の洗浄を行うとともに、排水トラップの接続箇所の修繕を行ったところ、水漏れがストップしたことが確認でき、ご安心いただくことができました。
作業時間は30分ほどです。
お客様には市販のパイプ洗浄剤を使うなどして、定期的に排水管のお手入れをしていただくようアドバイスをいたしました。
ユニットバス交換
今回の事例は非常に大掛かりなものとなりました。
アパートの上階からの漏水に気づかず、半年以上放置されたことが一番の原因です。
ユニットバスを支えていた足の部分が腐ってしまい、ユニットバスが傾いてしまったほか、上から水が滴ったことで天井や壁全体に影響が出ていました。
作業内容
ユニットバスの交換工事をはじめ、天井と壁の補強・復旧工事が必要となりました。
上階からの漏水はすぐに気付いたケースであっても、下の階で異変に気づくまでには、かなりの量の水が滴っていることがほとんどです。
今回のケースのように長期で気づかれずに放置されると、建物や設備を傷めてしまうことになるため注意が必要です。
蛇口の水漏れ修理
蛇口からの水漏れは、その多くが経年劣化ですが、劣化する場所はさまざまな部分が考えられます。
今回はパッキンの緩みと部品の割れが原因でした。
作業内容
経年劣化に伴う蛇口からの水漏れは蛇口そのものを交換することや老朽化がわかったタイミングで思い切って洗面台を新しいものに交換する方法も、選択肢として考えられます。
もっとも、多くのケースは蛇口を丸ごと交換しなくても、パーツや部品を交換すれば水漏れ修理ができるケースがほとんどです。
低コストでスピーディーに直したい場合には、原因が生じた部分だけの修理がおすすめです。
今回はそこまで状態が酷かったわけではなかったので、パッキンと部品の交換だけで終了しました。
保険について
水廻りのトラブルはある日突然起こることが多く、原因や状態によっては修理代金が大きくなるなど、思わぬ出費となることも少なくありません。
この点、ご加入の火災保険の特約内容によっては漏水などによる水濡れによって生じた損害が、保険金で補償されるケースがございます。
給排水設備の事故や他人の部屋で生じた漏水事故に伴い、建物や家財などに損害が生じたケースなどが補償対象です。
給水管が破裂して室内が水浸しになり、床の張り替え工事が必要になった場合や上階からの水漏れで家電製品が使用できなくなったなど、保険契約の対象となっている建物や家財が損害を受けた際に補償が受けられるものです。